未来のための革新をデザインする。
メンバーコラム
2015.01.29 Thu
ブランドを作っているのは根性だと思う。
人は、「他人と違うことを、わかっていてあえてやり続けている」人に一目置くという。 単に他人と違うだけではだめで、自覚してやっているように見える必要があるのだという。 変わっている人はたくさんいるけど、それをわざとやっている人には確かに何かを感じる。
人は、「状況を引き受け、自分であることを宣言することによって力を持つ」という。
なにか特別な能力や、論理的な理屈付けが不可欠というわけではないようだ。
もっと言えば、特別さや理屈がついていないほうが、強く感じられることさえある。
「これが自分たちのブランドである」と自信を持って言い続けることは難しい。
毎日毎日、色々なところから、「ほんとうにそれでいいのか?」という問いかけがくる。
ブランド作りには方法論があるものの、ブランドの内容自体には正解がない。
むしろ、表明し続けて、世の中に働きかけて、「正解にしていく」種類のものだといってもいい。
なにもないところから、かならずしも正しいかどうかわからない中で、
まず宣言して、ひるまずに続けていく。
そのことによってはじめて、共感したり興味のある人が寄ってくるのだろう。
ブランドを作る人は孤独や不安に耐えて信じ抜く必要がある。
だから、ブランドを作るのは根性だと思う。
そういうわけで、私も根性を大切にしたい。