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メンバーコラム

「滑って転んで、考えた」

2014.08.15 Fri

2月の大雪の後、凍った路面に滑って転んで、仙骨を痛めてしまった。左足にも痛みが出て、なかなか治らない。
痛みもつらいけれども、10年来続けている趣味のバレエができないこともつらい。そろそろ大丈夫かな、と思ってレッスンに出ては、また痛める始末。
朝目覚めたときに、痛みがある。歩いていると、違和感がある。足を上げてみると・・・痛い!

「この痛みは、どこから来るんだろう?」
医師や看護師、バレエの先生や仲間たち、友人や知人など、さまざまな人たちと対話を重ねた。
「背骨がまっすぐですねー、これは負担が来ますよ」「ここに力が入りすぎてるね、もっと抜かないと」「こういうストレッチをするといいかも」などなど・・・。
そんな対話を通じて、ふだんの姿勢や身体の使い方そのものを見直すようになった。また、自分の癖に気づくきっかけにもなった。そして、少しずつ自分なりのバランスの取り方がわかるようになってきた。

ふだん何気なくやってきたことが、何かのきっかけでできなくなったときこそ、その本質を見直すいいチャンスである。
その絶好の機会を捉えて、あらためて問いを立て、異なる視点を持つ人たちと対話することが、よりよい未来への解を手に入れる大きな力になると信じている。

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